古屋誠一写真展 『メモワール』(於:東写美2010年5月15日〜)

 古屋誠一さんインタビュー
 『写真は一つの言葉に触発されてさらなる言葉を発見する過程において、丁度その中間辺りに不安定な状態でぶら下がっているようなもの、新たな世界の認識への橋渡しをするメディアでもあると思います。人は必ず負の世界を自己の内に抱えていますが、それを外に出さずに生きています。でも、哀しみや苦しみといった負の感情も人が生きていくうえで欠かすことのできない豊かさをもたらすものであるということを、この展覧会を通して感じてもらえたらと思います。』(eyes 2010 vol.65 三頁より)