静かに歩みよる意志と勇気を

 自分可愛さからなのか、偉いという思い上がりがあるからなのか、自分が立っている場所から一歩も動こうとせず、あれこれ分析したり、指示を出す大人がいる。
 傷つくことが怖いからなのか、自分のことはその言葉の中には入れずに、他人のことを悪く言う大人がいる。
 そんなカッコイイ大人の方に流れていってしまう現実の厳しさは痛い程よくわかったから責める気はないけれど、やっぱり自分の中に在る大事な何かに対して裏切ることもしたくない。
 いつだって自分の場所を跳び出し寄り添う意志を。悪口言うくらいなら、静かに口を閉じる勇気を。たとえカッコ悪くたってそういう父親の姿から子どもが自分なりに学びとってくれればいい。開かれた生命には開かれた精神で応えていくしかない。(*生きながら死に、生きなおしているプロセスが生命体の本質。ならば、自分なんか守ろうとせず投げ出す行為や思いは、本質に近いんじゃないか。)
 今日も仕事。楽しくガンバロー!

 *ご報告:娘ができました。預かることのできた大切で小さくて大きい命。いてくれることで救われる思いがある。少しでも一緒に長く過ごすことができれば・・・。子どもは親の愛情を食べて大きくなる。子どものうちにたくさんたくさん愛情を与えることだけが私にできることかな。娘の人生に幸せたくさん降り注ぎますように。